三溪園(三渓園)の夜桜は最高!横浜で人気の夜景撮影スポット

夜桜

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三溪園では春になると桜が咲き、「観桜の夕べ」という催し物があります。

「観桜の夕べ」では夜桜と三溪園のシンボリックな塔の「旧燈明寺三重塔」も同時にライトアップされます。

ここ三溪園の夜桜は素晴らしく、横浜でも最高の夜景撮影スポットです。

当然ながら「観桜の夕べ」に期間中はたくさんのカメラマンが夜桜を撮りに来ています。

三溪園(三渓園)の夜桜は最高!

三溪園の夜桜が美しい理由

当然ですが桜がきれいです。

日本人にとって「桜」は特別な存在ですよね。満開の桜を見ただけで気持ちが高揚します。


ここからは三溪園で夜桜を撮る定番構図での説明になります。定番構図は、正門から入ってすぐ目の前の位置です。

まず、三溪園のメインの桜が咲く位置が情緒があります。三溪園には「大池」という大きな池があり、池の畔に桜の木があります。

その桜の木の枝が大池にせり出しているので桜が咲くと大池に上に咲いた桜を見ることができます。

その咲いた桜が水面に映る様(リフレクション)はとてもきれいです。それが夜桜だとなんとも言えない美しさになります。

そして奥に見えるライトアップされた「旧燈明寺三重塔」と桜の手前には大池に浮かぶ小舟があります。この2つが夜桜を一層引き立てています。

「純和風」といった感じです。

この景色を見れるのは「観桜の夕べ」の期間中だけです。

これはカメラマン以外の人も絶対見て欲しいです。

「観桜の夕べ」の撮影

初めて僕が「観桜の夕べ」に夜景撮影で行ったときはかなり驚きました。

あの三脚の数に驚きました。定番構図の大池の周りにズラリと並んだ三脚の多さにビックリです。いままであんな数の三脚を見る機会がなかったので、かなりの衝撃でした。

テレビではそれに近い光景は見たことがありましたが、実際に見るとやっぱりスゴいですね。

当然ではありますが、これだけ三脚が並ぶと言うことはそれだけのカメラマンがいるということですよね。

初めて「観桜の夕べ」に行ったときは、自分では「ちょっと早く着きすぎたかな」と思っていたのですが、それが甘かったです。

他のカメラマンは、もうとっくに三脚をセットしていました。ちょっと三溪園の「観桜の夕べ」を甘く見ていました。

まさかあんなにカメラマンがいるとは、全く予想していませんでした。花火撮影で早くからセットしているカメラマンはよくいますが、それがここでもありました。

それというのも、三溪園にはもともと日中に何回も訪れていましたので、いくら催し物でもそこまで多くのカメラマンが来ないと思っていたからです。

結果、見事に予想がハズレました。

「観桜の夕べ」で気をつけたいこと

「観桜の夕べ」の期間中は日中の気温が高くて薄着で過ごせる日があります。

そういう日に、早めに三溪園に行ってしまうと、薄着のまま三溪園にいったことを後悔してしまします。僕がそうでした。「今日は暑いくらいだからこのままでもいいいな」と薄着で三溪園に行ってしまいました。

そうして日が暮れだし、夜桜の見頃の時間に近づくと、かなり冷え込んできました。そこからは寒さと鼻水の戦いです。

くれぐれも薄着のままで「観桜の夕べ」に行かないでください。

「観桜の夕べ」撮影設定

夜桜の撮影は難しいですね。

「観桜の夕べ」の撮影で気をつけたいポイント

  • シャッタースピード
  • 旧燈明寺三重塔のライトアップ

「観桜の夕べ」ではこの2つに気をつけて撮影してください。

シャッタースピード
これは桜をどんなイメージで撮るかにもよりますが、僕の場合はできるだけ桜のディテールも写したかったのでシャッタースピードは速めにしています。もちろん風の影響が一番受けるのが桜の枝なので、風によってもシャッタースピードを調節していきます。
旧燈明寺三重塔
夜景撮影では構図の中に明暗差があるとちょっと厄介です。極端に言うと、白飛びと黒つぶれの多い写真になってしまします。それがこの三溪園の夜桜の定番構図を撮る難かしさです。桜に露出を合わせると、ほぼ旧燈明寺三重塔のライトアップしているところは白飛びします。そこのギリギリの設定が難しいです。

白飛びを回避する方法として一番効果的なのは、撮影するときにアンダー(暗く)で撮っておいて、後でレタッチで再現する方法です。

とんでもなく白飛びしてしまっていると、レタッチでも修正が思い通りにいかないことがあるので、撮影するときはアンダーで撮ることをおすすめします。

三溪園の魅力

僕が一番感じる三溪園の魅力は、横浜の中の「異空間」だからです。おそらく三溪園に1度行けば僕と同じことを思う人がいると思います。

僕が異空間と感じるわけは、現在の横浜の象徴的なイメージはやっぱり「みなとみらい」だと思います。しかし、三溪園はみなとみらいの対極にある存在なんです。

みなとみらいには近代的な建築物が多く建設されていますが、三溪園は昔の木造建築物がメインです。

それは、三溪園の中に入るとタイムスリップしたかのように感じてしまいます。そして三溪園には自然が多く、四季折々の花々が咲くとてもいいところです。

同じ夜景撮影でも、みなとみらいのような都市夜景も美しいですが、三溪園の夜桜と旧燈明寺三重塔のような古い木造建築のある夜景撮影も美しいです。


三溪園は夜桜もきれいですが、基本的に日中に行くところです。閉園時間は17時で入園は16時半までです。

もちろん日中の三溪園は楽しめます。「観桜の夕べ」のような催し物の場合は限定的な場所だけの解放ですが、日中なら三溪園の隅々まで行けるので古い木造建築物を近くで、見たり入ったりすることもできます。

桜

三溪園

三溪園

この他にも古い木造建築物があるので、実際に行って見てください。

個人的に、古い建築物は紅葉が似合うような気がします。

三溪園のおすすめ度

横浜 三溪園
美しさ
(5.0)
撮影難易度
(4.0)
アクセス
(5.0)
総合評価
(4.5)

 

三溪園の総合評価は4.5です。

「観桜の夕べ」はきれいな夜桜が見れますが、ちょっと撮影に関してはちょっと難しいと思う人もいると思うので、そこがちょっとマイナスにしました。

その他は満点です。ぜひ1度は行ってみてもらいたいです。

四季によっていろんな花が咲いているので楽しむことができます。

開園時間

開園時間 9:00~17:00(入園は閉園の30分前まで)

入園料金

大人(高校生以上) 700円 (600円)
こども(小・中学生) 200円 (100円)
横浜市内在住65歳以上 200円

交通:電車

  • JR京浜東北線・根岸線「根岸駅」1番のりば
    《市バス58・99・101系統》約10分 本牧下車・徒歩10分
  • JR京浜東北線・根岸線「横浜駅」東口2番のりば
    《市バス8・148系統》約35分 三溪園入口下車・徒歩5分
  • JR京浜東北線・根岸線「桜木町駅」2番のりば
    《市バス8・148系統》約25分 三溪園入口下車・徒歩5分
  • 横浜高速鉄道みなとみらい線「元町中華街駅」4番出口そば山下町バス停
    《市バス8・148系統》約15分 三溪園入口下車・徒歩5分

三溪園以外の名所撮影場所はこちらをご覧ください。

アイキャッチ 【横浜夜景スポット】1度は行きたい名所の夜景撮影

まとめ

三溪園の夜桜は最高で、横浜で人気の夜景撮影スポットです。

「観桜の夕べ」で夜景撮影をするときは必ず防寒対策もしてください。日中に暖かくても日が暮れると一気に冷え込みますから。

夜桜もきれいで楽しめますが、できれば日中も三溪園に行ってみてください。おすすめは春・梅雨・秋です

1度行くとリピーターになる人が多いです。とくに日頃ビルに囲まれて生活している人は落ち着ける場所です。