今回はPhotoshopを使ったウォーターマーク(透かし)の入れ方についての解説です。
Instagramやその他のSNSに写真を投稿する際にウォーターマーク(透かし)を入れている人って多いですよね。(ほとんどの人はLightroomで入れている?)
そこで今回はInstagram用の画像にウォーターマークを入れるやり方を解説します。僕がInstagram用の画像に入れるウォーターマークの入れ方はいつもこのやり方です。
一度作っておくと楽なのでInstagram用の画像にはおすすめです(Lightroomのほうが楽かもしれませんけどね)
僕はLightroomを使っていないのでいつもこのやり方なんです。
Instagram用の画像に入れるウォーターマークの入れ方
ウォーターマーク(英語: watermark)は、本来、紙の透かし(すかし)のことを指すが、著作権表示などのために静止画像や動画に写し込まれる小さな図案や文字を指すことが比較的多い。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウォーターマークは著作権の保護など「パクリ」防止という使い方ですが、Instagram用だとウォーターマークが入るとちょっとカッコイイ的なところもありますよね。
それでは僕がいつもInstagram用にウォーターマークを入れるやり方を解説していきます。(これはLightroomでもできるのかな?)今回はPhotoshopを使ったInstagram用にウォーターマークを入れるやり方です。
Instagram用と言っても縦構図の場合の入れ方です。
Instagramは縦構図が一番大きく表示される大きさなので縦構図がおすすめ。大きさは縦:1350ピクセル 横1080ピクセルです。Instagramの投稿用最適サイズはこちらで説明しています。お時間のある方はご覧ください。
Instagramの画像がスマホで最も美しく見える最適サイズ
それでは始めます。
今回はこちらの画像を使って解説していきます。
この画像は縦:1350ピクセル 横1080ピクセルの画像です。この画像にウォーターマークを入れます。
Instagram用の画像の作り方はこちらで解説しています。こちらではRaw現像ソフトはAdobe Camera Rawを使用しています。
夜景写真のレタッチ見せます【Instagram投稿編】参考画像有り
ここからはPhotoshopを使ってウォーターマークを作ります。
まずは[ファイル]→[新規]ショートカット Mac:[ Command + N ] Windows:[ Control + N ]
それか左側にある[新規作成]ボタンをクリックしてもできます。
新規作成画面が開いたら
新規ファイルの設定をしていきます。
- 一番上の[web]というところをクリック。
- [名称未設定]のところを今回は「watermark」と入れましょう。
- [幅]400と入力。その隣が[ピクセル]になっているかを確認
- [高さ]80と入力
- [解像度]72を確認
- RGBカラーを確認
- 横向き確認
- [アートボード]のチェックを外す
ここまで入力と確認ができたら、[作成]ボタンをクリックします。
新規ファイル(watermark)が開いたら、[文字ツール]でテキストを入力していきます。[文字ツール]は左側にあります。
画面上に[文字パネルが]表示されていない場合は[ウインドウ]→[文字]
[文字パネルが]が表示されたら、テキストの設定をします。
- テキストの種類を「Copperplate」(お好きなものを選んでも全く問題ないです)
- テキストのサイズは「22px」
- テキストの間隔を「100」
- カラーをブラック
ここで②のテキストサイズの単位が「px」になっていない場合は、[Photoshop cc]→[環境設定]→[単位・定規]
[環境設定]という項目の出し方がWindowsを使っている人は表示が違うかもしれません。
[文字]の単位を[pixel]にしてください。
[文字ツール]を持って、ファイル上をクリックしてテキストを入力します。
今回は、まず「Yokohama Night View」と入力します。
入力ができたら、画面の上の「〇」をクリックして確定します。
レイヤーパネルはこういう状態です。
続いて、テキストの種類を「Myriad Pro」Regularを選択(お好きなものを選んでも全く問題ないです)して、「fuya Photography」と入力します。
ここまでできたら、「Yokohama Night View」と「fuya Photography」のテキストの色を「ホワイト」に変更して、一番下の背景というレイヤーの「目」のアイコンをクリックします。
背景のレイヤーが非表示になり透明になりました。
次に「Yokohama Night View」と「fuya Photography」のレイヤーをMacの人は[Command]を押しながら、Windowsの人は[Control]を押しながら、クリックして2つのレイヤーをアクティブの状態にしたら、2つのレイヤーを統合します。[レイヤー]→[レイヤーを統合]
これで完成です。
後は[ファイル]→[別名で保存]で好きなところに保存します。このときの保存形式は、[フォーマット]Photoshopで保存してください。そうすると「watermark.psd」というファイルができます。
それではInstagram用の写真にウォーターマークを入れてみましょう。
まずInstagram用の画像をPhotoshopで開きます。続いて先ほど作った「watermark.psd」も開きます。
watermarkのファイルの一番上のレイヤーをクリックしてアクティブの状態にし、[編集]→[コピー]Command(Control)+ Cをしたら、Instagram用の画像に[編集]→[ペースト]Command(Control)+ Vしましす。
そうするとInstagram用の画像の真ん中にウォーターマークがペーストされるので、あとは自分の好きなところに配置してください。
こんな形で完成です。
Photoshopのブラシを使ったウォーターマークの作り方はこちらで解説しています。時間のある方はご覧ください。
ブラシを使ったウォーターマークは大きさやカラー、不透明度をすぐに変更できるのでとても便利です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はInstagram用の画像にウォーターマークを入れるやり方を解説しました。
僕はこのやり方でいつもやっていて、この「watermark.psd」というファイルを一度作っておくとInstagram用の画像にウォーターマークを入れるのがとても楽です。
あくまで僕がいつもやっているやり方なので、もっと違うやり方もあると思います。
そしてこれはInstagramの縦構図 縦:1350ピクセル 横1080ピクセル用の画像で使用するウォーターマークです。
僕のInstagram用の画像のレタッチは必ずPhotoshopで調整するので、この方法が楽なんです。