横浜中華街と言えば、横浜の観光名所としては知名度ナンバーワンではないでしょうか。
休日ともなればたくさんの観光客で、歩くのも一苦労といった感じです。
そこでおすすめするのは夜の中華街の夜景撮影です。
中華街には観光客以外にもいろんな人が写真を撮っているので、ぜひ夜の中華街を撮ってもらいたいです。
横浜中華街は色鮮やかなネオンや華やかな門、イベントのライトアップが特徴的で、夜景撮影に最適なスポットがたくさんあります。
中国料理店の看板やネオンのキラキラ


横浜中華街の夜景は、ただ美しいだけでなく、個性あふれる魅力が詰まっています。
その中でも特に目を引くのが、色とりどりの中国料理店の看板や、キラキラと輝くネオンです。
これらの光が織りなす光景は、まさに横浜中華街ならではと言えるでしょう。
- 街の雰囲気を演出
看板やネオンは、中華街の華やかで活気あふれる雰囲気を象徴しています。これらの光を写真に収めることで、横浜中華街の独特な世界観を表現することができます。 - 多様なバリエーション
看板のデザインやネオンの色は、お店によって様々です。そのため、同じ場所でも、時間帯や角度によって全く異なる表情を見せてくれます。 - 撮影の楽しさ
看板やネオンを撮影する際は、構図や露出を工夫することで、オリジナリティあふれる写真に仕上げることができます。
休日の横浜中華街は昼も夜も人で溢れていますが、とくに日中はものスゴい数の人が中華街を歩いています。
休日は昼間ほどではありませんが夜も人がたくさん歩いています。なので、休日はいいポジションで写真を撮るのが難しいです。
横浜中華街で撮影するならおすすめすは平日の夜です。
平日だと昼も夜も、休日と比べるとかなり人通りが少ないです。

それにしても、ホントたくさんの中華料理店があります。
昼間はこの看板は光っていないので、この風景は夜しか見ることはできません。
電線の多さも中華街の特徴です。
ライトアップされた中華街の門を撮る


横浜中華街のシンボルである門(牌楼)は、夜になるとライトアップされ、撮影ポイントとして最適です。
- 東の朝陽門
- 南の朱雀門
- 西の延平門
- 北の玄武門
- 善隣門
- 天長門
- 地久門
- 市場通り門(2門)
- 西陽門
- 門(牌楼)は複数あり、それぞれデザインが異なる
中華街には「善隣門」や「朝陽門」など、いくつもの門があります。これらはそれぞれ異なるデザインとカラフルな装飾が施され、夜景撮影にピッタリです。 - ライトアップが美しい
夜になると門がライトアップされ、その光と陰影が独特の雰囲気を作り出します。特に青や赤の光は、中華街の異国情緒を引き立てます。 - 構図のポイント
- 門の全体像を撮る場合は、少し離れた位置からカメラを構えるとバランスよく撮影できます。
- 背景に街並みやネオンを入れると、より中華街らしい写真になります。
とくに大きく豪華な門は中華街のシンボルのように感じます。
中華街の入り口には大きな門があり、そこを通るとこの中は中華街なんだと思います。
その門は色彩豊かで、夜になり明かりに照らされると一層きらびやかになります。
夜に中華街に来たら「門」の撮影は絶対おすすめです。

この「門」を撮ると、中華街で写真を撮った気分になれます。
時間があれば、全部の門を撮り歩くのもおすすめです。
中華街の行事を撮る


横浜中華街では、行事が行われている際の撮影もおすすめですが、通行の妨げにならないよう配慮が必要です。
横浜中華街では多くの行事があるので、その行事やイベントを撮ることができます。
中華街ならではの行事なので、普段見ることができない物を見るチャンスです。
- 中華街では定期的にイベントが開催される
中華街では春節(旧正月)やランタンフェスティバルなど、季節ごとにさまざまな行事があります。これらの行事は華やかな飾り付けや特別なライトアップが行われ、普段とは違う写真が撮影できます。 - 人混みの中での撮影の注意点
行事の際は多くの人が訪れるため、以下のポイントに注意しましょう。- 撮影場所を選ぶ際は、通行の妨げにならない場所を探す。
- カメラを構える時間を短くし、周囲に気を配る。
- 動き回りながらの撮影には、軽量なカメラやスマートフォンが便利。
- 躍動感を捉えるテクニック
イベントの撮影では、シャッタースピードを速く設定することで、動きのあるシーンをクリアに撮影できます。また、連写モードを活用すると、良い瞬間を逃しません。
中華街の行事では、普段とは違う特別な写真が撮れるチャンスです。
マナーを守りながら、華やかなイベントの様子を撮影しましょう。

中華街は、独特の明かりと鮮やかな色彩で知られる場所で、夜景撮影には特別な魅力があります。
しかし、人通りが多く、スペースが限られているため、撮影方法に工夫が必要です。
三脚はほとんど使わない(使えない)

中華街での夜景撮影には、三脚を使うことはほとんどありません。
- 人通りが非常に多い
中華街は観光客や地元の人々でにぎわっており、狭い歩道や通りは常に混雑しています。このため、三脚を設置することで、通行の妨げになりやすいです。 - 三脚設置が難しい
店舗の前や通りの真ん中で三脚を立てることは現実的ではありません。中華街の多くのエリアは狭いため、三脚を使うことで他人に迷惑をかけてしまう可能性があります。また、立ち止まる場所自体が限られているため、三脚を置くスペースを確保するのは非常に難しいです。 - ルールやマナーの問題
中華街では、公共のマナーやルールが重要視されます。特に、店舗の前や観光客が多い場所での三脚の使用は、店舗の営業や他の観光客の楽しみに影響を与える可能性があります。
中華街の夜景撮影では、三脚の使用は避けたほうがよいでしょう。
代わりに、手持ちで撮影できる方法や装備を選ぶことが重要です。
中華街での撮影方法
中華街の夜景撮影は、ほとんど手持ち撮影が中心になります。
手ぶれ補正機能付きのカメラやレンズを使用すると、手持ち撮影でも綺麗な写真が撮りやすくなります。
中華街ではほぼ三脚を使わないので、ほとんど手持ち撮影になります。
- 手持ち撮影が必要な理由
中華街は多くの場合、撮影スペースが限られており、立ち止まって長時間カメラを構えることが難しいため、手持ち撮影が便利です。また、観光客や地元の方が行き交う中、手持ち撮影は移動しながらスムーズに撮影できる方法です。 - 手ブレ補正の重要性
夜景撮影では、光が少ないためシャッタースピードが遅くなることがあります。手ぶれ補正機能があれば、シャッタースピードが遅くても手ぶれを防ぎやすくなり、結果的に綺麗な写真を撮ることが可能です。 - 高感度設定を活用する
カメラのISO感度を上げることで、暗い場所でもシャッタースピードを速く設定できます。ただし、ISO感度が高すぎるとノイズ(画質の粗さ)が目立つため、適度な設定が重要です。 - 明るいレンズを選ぶ
F値(絞り値)が小さいレンズを使うと、より多くの光を取り込むことができ、暗い環境でも明るく撮影できます。例えば、F1.8やF2.8のレンズは夜景撮影に向いています。

- カメラをしっかりと両手で持ち、肘を体につけて固定する。
- シャッターを切る瞬間には息を止め、体を固定しましょう。
- 壁や柱に寄りかかると安定感が増す。
- シャッターボタンを押すときは、力を入れすぎないように注意。
中華街での撮影では、三脚の代わりに手持ち撮影を中心に行い、手ぶれ補正機能や明るいレンズを活用しましょう。
これにより、人混みを避けつつ、夜景をしっかりと撮影できます。

横浜中華街は、神奈川県横浜市中区に位置する日本最大の中華街で、観光地としても有名です。
約150年の歴史を持ち、多くの中国料理店や雑貨店、寺院などが集まる一大エリアとなっています。
年間を通じて国内外から観光客が訪れ、多彩な中国文化と料理を楽しむことができるスポットです。
横浜中華街の概要
横浜中華街の歴史は、1859年に横浜港が開港したことに伴い、中国からの移民がこの地域に定住し始めたことに始まります。
移民たちはここに自らの文化や商売を根付かせ、やがて日本最大の中華街が形成されました。
以来、横浜中華街は中国文化の象徴として発展し続けています。
約500メートル四方のエリアに、およそ600軒の店舗が立ち並びます。
レストランや雑貨店、スイーツショップ、土産物屋などが所狭しと並び、訪れる人々に中国の食文化や伝統文化を体感させてくれます。
主な観光スポットと楽しみ方
横浜中華街の最大の魅力は、何と言っても多彩な中国料理を堪能できることです。
広東料理、上海料理、四川料理、北京料理など、中国各地のさまざまな料理が楽しめます。
- 飲茶(点心)
中華街では、飲茶を提供するレストランが豊富で、焼売、餃子、小籠包、春巻きなどの点心が人気です。特に、オーダーバイキング形式で、出来たての点心を楽しむことができる店舗が観光客に大好評です。 - 北京ダック
北京料理の代表的なメニューである北京ダックは、特に中華街で人気のある料理のひとつです。専門店で提供される本格的な北京ダックを味わうために、遠方から訪れる人も多くいます。 - 食べ歩きグルメ
中華街では、手軽に楽しめる食べ歩きのメニューも充実しています。肉まん、ゴマ団子、春巻き、鉄観音ソフトクリームなど、街を歩きながら気軽に味わえる軽食が豊富です。
横浜中華街には、象徴的な門「牌楼」が10か所以上あり、街の入口を飾っています。
それぞれの門には、中国の伝統的な風水に基づいた意味や願いが込められており、そのデザインや色彩は壮麗で観光の目玉です。
横浜中華街では、中国の文化を体験もできます。
- 関帝廟(かんていびょう)
関羽(中国の歴史的な英雄であり、商売繁盛の神とされる)を祀る寺院で、横浜中華街の象徴とも言える存在です。内部は豪華で、参拝者は線香を捧げ、商売繁盛や家庭円満を祈ります。 - 媽祖廟(まそびょう)
航海と漁業の守護神である媽祖を祀る寺院です。中華街の中心部に位置し、特に海に関わる商売や安全を願う参拝者が訪れます。
横浜中華街では、年間を通じてさまざまな中国伝統文化に基づくイベントが開催されます。
- 春節(旧正月)
横浜中華街では、毎年旧正月(春節)に大規模な祝賀行事が行われます。龍や獅子の舞、爆竹、パレードなど、色彩豊かなイベントが行われ、街全体がにぎやかな雰囲気に包まれます。 - 中秋節
中秋の名月を祝う行事で、家族団らんや月餅(中国のお菓子)を食べて祝います。この時期には、提灯が灯り街を美しく照らします。
買い物やお土産
横浜中華街には、食品や雑貨、伝統的な工芸品などを扱う多くの店舗が並びます。
中華料理に欠かせない調味料や食材が豊富に揃っています。
中国直輸入の調味料や乾物、漢方などを購入することができます。
パンダグッズや中国伝統の雑貨、茶葉など、観光客に人気のお土産も数多く揃っています。
横浜中華街の魅力
- 日本最大の中華街
横浜中華街は日本国内でも最大の規模を誇り、中国文化を手軽に体験できる場所です。 - 多様なグルメ
中国各地の多様な料理が楽しめるため、何度訪れても飽きることがありません。食べ歩きから本格ディナーまで、さまざまな楽しみ方があります。 - アクセスの良さ
みなとみらいエリアや山下公園から徒歩圏内に位置し、観光とセットで楽しめる立地が魅力です。
横浜中華街は横浜の中でも知名度ナンバーワンの観光名所です。
今では、横浜高速鉄道みなとみらい線「元町・中華街駅」として駅名にもなっています。
そしていつもたくさんの人で賑わっています。
ここでは夜景撮影ができますが、たくさんの人が行き交う場所が多いので、歩いている人の邪魔になるような撮影は避けましょう。
できれば、歩きながら場所をテンポよく変えて撮影するスタイルがいいと思います。
そういった中で中華街のシンボルでもある門(牌楼)を撮ったり、中国料理店が並ぶ通りを撮ったりして楽しんでください。
そして中華街には美味しい物がたくさんあるので、そちらの方も楽しんでみてはいかがでしょうか。
写真を撮り終えて帰りにごま団子や天津甘栗を買っていくのもいいですよ。
横浜中華街の夜景撮影は、初心者でも工夫次第で美しい写真を撮ることができます。
ぜひ自分だけの素敵な夜景写真を撮影してみてください。